農産物の栽培に恵まれた自然環境を持つ大隅半島では、農家さんのたゆまぬ努力により、様々な農産物を全国へ発送しています。にんにくもその内の一つで、国内の生産量は青森が80％を占めていますが、鹿児島も毎年全国5位前後の生産量を誇り、品質の良いにんにくを毎年生産しています。

九州よかど市提携にんにく農園の農家さんも鹿児島大隅半島の恵まれた環境の元、試行錯誤を重ね、手間暇かけて、栽培期間中農薬不使用の美味しい鹿児島産にんにくを毎年育ててきました。そして、そのにんにくを長年の経験とこだわりにより丁寧に乾燥することで、綺麗な乾燥状態を保った見た目も味も良い乾燥にんにくにします。

にんにくは乾燥させる事で、その豊富な栄養を凝縮させ、さらに長期の保存が効くようになります。適切な環境下なら常温で10月下旬頃まで持つほどです。夏から秋にかけてのスタミナ源にご活用ください。

にんにくは中国を経て8世紀頃に日本には伝わっていたされています。その頃より、疲労回復や滋養強壮に効く食材として重宝されてきました。今日でもスタミナ源として、夏の欠かせない食材の一つといっても過言ではないでしょう。

にんにくは、食物繊維、ビタミン、カリウム等の栄養素に加えて、非栄養性機能物質と呼ばれる成分を含んでいます。にんにくが夏のスタミナ源と呼ばれるのはにんにくに含まれる「アリシン」や「スコルジニン」によるものです。その他にも免疫力を高める作用、強い殺菌作用を持つにんにくはまさに夏の健康野菜。

古くは古代エジプトやギリシャ時代にすでに薬用と食されていたとされるにんにく。特にスタミナが必要な夏にはしっかりと食べて夏を楽しみましょう。